第38回 八戸医学会プログラム


日 時:平成24年11月17日(土)15時00分〜
場 所:八戸市総合健診センター 3階 視聴覚ホール


●演者の方々に
1.講演時間は6分ですので時間をお守り下さい。終了1分前に
  青ランプ、最後に赤ランプ、ブザーが鳴ります。
2.スライドは、原則として10枚以内です。


●討論時間は2分です。
 質問は要点を手短にお願い致します。
 発言された方は、必ずその要旨を所定の用紙に簡潔に記載して係
 に提出して下さい。

●懇親会
 学会終了後、会場向かいの休憩室において情報交換のための懇親
 会を行います。多数ご参加下さい。(会費無料)

*演者の方には受付にてネームプレートを渡しますので着用をお願い
 します。
*八戸医学会は日本医師会生涯教育制度に係る認定講座(4単位)
 となっております。
(カリキュラムコード:11・12・15・53・54・61・65・75)



15:00〜     会長挨拶

15:05〜     座 長  青森労災病院    小野 裕逸


1.臨床研修ニューブランド八戸
        
八戸市立市民病院 臨床研修センター ○今  明秀
                           千葉  大
                      管理者  三浦 一章
                                            

2.八戸ドクターカー出動 2012
        
八戸市立市民病院 救命救急センター ○村田 信也
                           今  明秀 吉村 有矢
                            野田頭達也 千葉  大
                            野田頭達也 千葉  大
                            原   純
                        院長  三浦 一章

3.院外心肺停止患者に対する経皮的心肺補助法を用いた
   体外循環式心肺蘇生法(ECRP)の実績
        
八戸市立市民病院 救命救急センター ○吉村 有矢
                           今  明秀 野田頭達也
                           千葉  大 濱舘 香葉
                           河野 慶一 原   純
                           木村 健介 木川  英
                       院長  三浦 一章
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15:29〜     座 長  八戸市立市民病院  工藤 貴徳

4.定期的な歯科受診が糖尿病に及ぼす影響について
               
向井田胃腸科内科医院 ○向井田英明
      八戸市立市民病院 内分泌糖尿病科・内科  葛西 伸彦

  
       青森労災病院 糖尿病・内分泌内科  日向 豪史
                中園内科クリニック  中園  誠
                   中山内科医院  中山 宏祥
                   あこう歯科医院  赤穂 和広
                   石要歯科医院  小西 史人
                 白銀吉田歯科医院  吉田 正孝          

5.禁煙外来6年間305例の治療経験から
  特にバレニクリンの副作用と新たな用量設定について
               くば小児科クリニック ○久芳 康朗
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15:45〜     座 長  八戸市立市民病院  青木  恵

6.ボツリヌス療法施行に関するアンケート調査
  〜本人・家族の視点から〜

    青森県立はまなす医療療育センター理学療法士 ○駒木 大祐
                       医師  盛島 利文
                    作業療法士  木村  豊

7.当院における関節リウマチの治療について
   生物学的製剤中止例を含めて

                村井内科クリニック ○村井 千尋

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16:01〜     座 長  八戸市立市民病院  安ヶ平英夫

8.市内4施設における抗菌薬使用動向について(平成23年度)
   
       メディカルコート 八戸西病院 薬剤科 ○若林 順子
             八戸市立市民病院 薬 局  田村 健悦 平賀  元
                青森労災病院 薬剤部  中居  肇 中村 一成
              八戸赤十字病院 薬剤部  小林  薫 櫻井 良平                                    細菌感受性動向調査連絡協議会

9.八戸市内4施設における薬剤感受性率の比較
            八戸市立市民病院 臨床検査科 ○堀内 弘子
       八戸赤十字病院 医療技術部 検査技術科  山本 岳雄
               青森労災病院 検査科  吉田 泰憲
       社団法人 八戸市医師会臨床検査センター  村上 侍一
                         細菌感受性動向調査連絡協議会
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16:17〜  座 長 南類家整形外科クリニック  栗崎 和之 

10.高校生女子バスケットボール選手を対象とした
    整形外科的メディカルチェックの試み

            なかざわスポーツクリニック ○長谷川 亮 中澤 成史
                           金田 和麻 坂下 啓子
                           川口 秀美 堀切 悟史


11.腱板大断裂の術後経過について
   
   青森労災病院 中央リハビリテーション部 ○工藤 洋平
                     整形外科  佐藤 英樹
      青森労災病院 中央リハビリテーション部  安田 反久 加藤  望
                           傳法谷敏光


12.国体青森県アイスホッケーチームへの帯同経験
              青森労災病院 整形外科 ○佐藤 英樹

13.膝前十字靱帯損傷の関節鏡所見―軟骨損傷と半月板損傷について
              青森労災病院 整形外科 ○高田 秀和
                           佐藤 英樹 浅利  享
                           小川 太郎 油川 修一
                           工藤 祐喜

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16:49〜     座 長  八戸泌尿器科医院  野村 一雄 

14.寝たきりは石をつくる
     当院結石性腎盂腎炎の検討から

            八戸市立市民病院 泌尿器科 ○伊藤  淳
                            藤井 紳司
                            相馬 文彦

15.前立腺がん検診レポート第15報(平成23年度)
    二次検診の集計結果について

       八戸泌尿器科談話会 前立腺がん検診部門 ○瀬尾喜久雄
                           柳沢  健
                           三浦 浩康
                           相馬 文彦
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17:05〜   座 長   八戸赤十字病院    玉澤 佳之

16.肝細胞の性的二形性について
                 みちのく記念病院 ○大川 欣一

17.メタリックステント留置後に再閉塞と、穿孔により緊急手術を施行した2症例
   八戸市立市民病院 外科 ○松原 啓祐
                福岡 健吾 石崎 海子 松村 宗幸 明円 真吾
                齊藤 竜助 佐藤 未来 吉田 亜古 佐藤  中
                菅原 宏文 櫻井  遊 成田 知宏
                原田ジェームス統    大里 雅之 水野  豊
                岡本 道孝 澤  直哉 三浦 一章
          消化器科  山崎 辰洋 沖  元二

18.当科における腹腔鏡下大腸切除術の現状
               八戸赤十字病院 外科 ○藤澤健太郎 加藤久仁之
                           御供 真吾 玉澤 佳之
                           佐瀬 正博

− 休 憩 −
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特別講演
   
17:45〜   座 長   八戸市立市民病院   神田  進


         「国際的観点から見た日本の予防接種」

             トヨタ記念病院 小児科  岡田 純一 先生
    
 わが国ではここ数年の間に次々と新しいワクチンが市販され、予防接種が大
きく変わりつつあります。今秋にもポリオワクチンが従来の生から不活化に変
更されました。新しいワクチンが登場するたびに、乳幼児への予防接種スケジ
ュールは複雑化し、子どもを持つ親は途方にくれ、予防接種を担当する医療機
関や自治体でも少なからず混乱が生じています。日本の予防接種は一体どうな
っているのか、どの方向に進めばよいのかを今一度考えてみたいと思います。

 これまでわが国では、予防接種制度に関して大局的見地のないまま、その場
限りの取り繕いを積み重ねてきました。その結果、特に重要な乳児期の予防接
種に関しては、手薄な定期予防接種に多種類の任意予防接種が絡み合い、大変
複雑な状況を作ってしまいました。これではスケジュールミスによる予防接種
事故をふやしてくれと言わんばかりです。

 予防接種は先進国・発展途上国を問わず、世界中すべての国で、すべての子
どもの健康を守るための共通の有力な手段です。世界の国々の予防接種制度を
俯瞰することで、日本の予防接種制度の実態と改善すべき課題がはっきりと見
えてきます。明日を担う子どもたちをVPDから守るために、ようやく中央集
団に追いつこうと走り出したラストランナーにエールを送りたいと思います。


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