第43回 八戸医学会プログラム


日 時:平成29年11月18日(土)15時00分〜
場 所:八戸市総合健診センター 3階 視聴覚ホール


●演者の方々に
1.講演時間は6分ですので時間をお守り下さい。終了1分前に
  青ランプ、最後に赤ランプ、ブザーが鳴ります。
2.スライドは、原則として10枚以内です。

●討論時間は2分です。
 質問は要点を手短にお願い致します。
 発言された方は、必ずその要旨を所定の用紙に簡潔に記載して係
 に提出して下さい。

●懇親会
 学会終了後、会場向かいの休憩室において情報交換のための懇親
 会を行います。多数ご参加下さい。(会費無料)

昨年度より研修医セッションを設け、優秀な演題には優秀発表賞を授
 与することになりました。   
 懇親会にて授与式を行いますが、懇親会に参加いただかないと権利が
 なくなり、次点の方に権利が移りますので、懇親会にも是非、ご参加
 下さいますようお願いします。

*演者の方には受付にてネームプレートを渡しますので着用をお願い
 します。
*八戸医学会は日本医師会生涯教育制度に係る認定講座(3単位)
 となっております。
(カリキュラムコード:8・9・11・22・76・82)


15:00〜   会長挨拶
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
15:05〜   座 長   八戸市立市民病院  森山 貴子

1.高齢発症した劇症1型糖尿病の一例
       青森労災病院 糖尿病内分泌センター ○高木  望
                          崎原  哲
                          川原 昌之
                          日向 豪史
                          玉澤 直樹

2.眼球突出を主症状としたクッシング症候群の一例
       青森労災病院 糖尿病内分泌センター ○片山 恵里
                          崎原  哲
                          川原 昌之
                           日向 豪史
                          玉澤 直樹
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
15:21〜   座 長   八戸市立市民病院  中山 義人

3.胆石イレウスの一例    八戸赤十字病院 外科 ○屋成 信吾
                           野田 宏伸
                           御供 真吾
                            藤澤健太郎
                           玉澤 佳之

4.術前化学療法により根治切除可能となった胃癌Vater乳頭部癌の一例
             八戸市立市民病院 外科 ○丸山 大貴、水野  豊
                            國光  敦、中島 雄大
                          吉田  諭、中山 義人
                           阿佐美健吾、橋 一臣
                           佐藤 智行、原田 J統
                           平間 公昭、清原 博史

5.青少年期における肘内側側副靱帯損傷の治療経験
             青森労災病院 整形外科 ○安田 和洋
                          油川 修一
                          岩崎 弘英
                          前田 周吾
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
15:45〜   座 長   八戸市立市民病院  田村 健悦

6.抗菌薬使用状況のアンケート調査結果報告〜2012年調査と比較して〜
                          薬剤感受性協議会
            八戸市立市民病院 薬 局 ○南  和志、田村 健悦
          八戸市医師会感染症対策委員会  洲ア  洋
                
7.市内4施設における抗菌薬使用動向について(平成28年度)
                          薬剤感受性協議会
              青森労災病院 薬剤部 ○中野 有瑛、猪股 英幸
                          中村 一成
            八戸市立市民病院 薬 局  南  和志、田村 健悦
             八戸赤十字病院 薬剤部  小林  薫、白坂 友基
       メディカルコート八戸西病院 薬剤科  久保田真枝
                    青南病院  平賀  元

8.市内4施設における薬剤感受性率の比較(平成28年度)
                          薬剤感受性協議会
             青森労災病院 中央検査部 ○吉田 泰憲
           八戸市立市民病院 臨床検査科  金澤 雄大
      八戸赤十字病院医療技術部 臨床検査課  瀬川 光星
          八戸市医師会 臨床検査センター  久保沢勇亮
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
16:09〜   座 長    八戸学院大学  橋 正知

9.脳内ディスプレイという概念を用いて精神疾患の機序を考える
          国立病院機構八戸病院 小児科 ○神田  進
           
10.当院通院糖尿病患者の追跡検討
   (副題:平成21年度受診者の8年後の状況)

              向井田胃腸科内科医院 ○向井田英明

11.当院で経験したIgG4関連疾患について
               村井内科クリニック ○村井 千尋
           八戸赤十字病院 消化器内科  春日井 聡
                    泌尿器科  佐藤 一範
           東北大学病院 血液・免疫科  城田 裕子
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
16:33〜   座 長   青森労災病院  伊藤 弘之

12.ポリファーマシーによる腎機能障害を来した一例
  (副題:クスリはリスク)
           八戸市立市民病院 泌尿器科 ○坂井 孝成
                          明円 真吾
                          相馬 文彦
                      薬 局  南  和志
                          澤  祥子
                          田村 健悦
13.前立腺がん検診レポート第20報
  (副題:平成28年度 二次検診の結果について)

                          八戸泌尿器科懇話会
                 八戸赤十字病院 ○瀬尾喜久雄
                 八戸市立市民病院  相馬 文彦
                  青森労災病院  伊藤 弘之
                  八戸平和病院  三浦 浩康
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
16:49〜   座 長   八戸赤十字病院  藤澤健太郎

14.肝細胞の性的二形性と痛風
                みちのく記念病院 ○大川 欣一
                   
15.亀頭転移をきたした直腸癌の一例
               八戸赤十字病院 外科 ○野田 宏伸
                           屋成 信吾
                           御供 真吾
                           藤澤健太郎
                           玉澤 佳之

16.当院における脳梗塞急性期の血行再建治療の現状と今後の課題
          八戸市立市民病院 脳神経外科 ○鈴木 一郎
                          川村  強
                 救命救急センター  藤田 健亮
                           今  明秀

− 休 憩 −

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
17:28〜  特別講演

         座 長  高木クリニック  高木 伸也


「今青森県で行われている短命県返上活動について」


           弘前大学大学院医学研究科社会医学特任教授
                          中路 重之 先生

 短命県青森県では、現在、産官学民を挙げた短命返上活動が繰り広
げられている。そのフィールドは地域・職域・学校であるがすべての
関係者・機関がステークホルダーとなり、全県を挙げての活動となっ
てきている。さらに、平成25年からは弘前大学が国家プロジェクト
(COI)に採択され、企業活動とも連動するという幅の広がりをみせた。

平成22年の都道府県平均寿命ランキングで、青森県はまたもや男女
とも全国最下位であった。最長寿県長野県と青森県の年代別死亡率
(全死因)では、各年代とも青森県の死亡率が長野県を上回り、40-60
歳代男性では1.5倍を超える。これは、主要死因(3大生活習慣病)が
高いことによる。そこには、1生活習慣が悪い、2健診受診率が低い、
3病院受診が遅い・通院状況が悪い、などの背景がある。青森県の短
命の根本には、県民一人ひとりの健康に対する知識と意識(健康教養)
の低さがある。

 ここ数年で青森県では、急速に短命返上に向けた社会環境の整備が
進んだ。

1.37市町村で首長による健康宣言が出された。
2.本年度より“健康経営認定制度”を創設した。
3.県下60余の小中学校で包括的な健康授業が開始された。
4.これらの活動を支援する人材育成組織“健やか力推進セン
ター”が県医師会の付属施設として誕生した。
 



Back index