戸准看護学院第63回戴帽式

 令和4年12月3日(土)第63回戴帽式が、八戸准看護学院で行われました。
厳かな雰囲気の中で戴帽生一人ひとりにナースキャップが冠せられ、ナイチンゲール像から灯りを受け取り、そのキャンドルの明かりの中でナイチンゲール誓詞を斉唱いたしました。
 脈々と受け継がれた看護職としての職業理念の継承の意味があり、健康問題で悩む人々すべてに対して奉仕、貢献する看護の心を受け継ぐ儀式です。キャンドルの灯りだけが点る薄暗い会場に、決意を込めた看護学生の誓詞が響き渡り、看護職に携わる人々のこれまでの長い歴史を感じさせるほどの場面を感動的に描き出していたと思います。
 戴帽式を経て、今までの教室内で受けた指導と技術を今後は医療現場で体験していくわけです。ナイチンゲールがナイチンゲール学校の学生に出した手紙の一説で、「どのような訓練を受けたとしても、もし、感じ取ること、自分でものを考えること、この二つが出来なければ、その訓練も無用なものとなってしまうものです」という言葉があり、戴帽式を終えた看護学生へこの名言を贈り、これからの成長と活躍をお祈りいたします。




PageTop このページのトップへ